胃全摘手術後 4日目 (12)

手術後4日目〜

食事の様子。

この辺りから、1日5回食になります。

1度に食べられる量が少ない為、5回にわけて栄養摂取です。

半分量を、ゆっくり、体を起こして食べます。

ダンピングや逆流による炎症防止の為です。

入院中は何回も言われるし、自分も気をつけているので、不具合のある諸症状は起きにくいです。

(忘れてきた頃が本当にヤバい。)

実際に食べていたもの。

お粥や、温泉卵はわかるのですが、小さめカットの人参等が入った炒め物も食べていたようです。

本当に早い。人間の体の適応力は。

そして、補食としてのご飯は、ヨーグルトカロリーメイトです。

栄養補助食は、母の闘病時代を思い出して苦しくなったりもしましたが、

もうそんな事いってられないので、積極的に摂取します。

母は、手に入れられる時は無農薬の野菜を使い、

自分で作るか、こだわりの惣菜屋で買った物を食べていました。

栄養補助食品は食べた事ないと思います。

カップ麺等もほとんど食べた事ないと思います。

それなのに、ガンになり、帰らぬ人になってしまいました。

私は母の食生活に多大な影響を受けていましたが、

母が亡くなってからは、もっとなんでも食べようと思うようになったと思います。

体にいいと言われているものだけが、本当に自分の体にいいのか?

体に悪いと言われているものが、本当に自分の体に悪いのか?

母の死は、こんな事を考えるキッカケにもなりました。

そのうち、各ブランドの摂取栄養素の違いや、私の好みによる分類表を作ろうかなあと思っています。

それくらい栄養補助食品の種類は多い。味はもちろん、中身の栄養素、形状に到るまで。

痛みやリハビリについて。

痛みはだいぶコントロールできるようになっていた気がします。

ロキソニンは必須です。

私は胃があった時から、ロキソニンで胃が痛まなかったのもあり、特に副作用もありませんでした。

ただ、

まだハクションやトイレは恐怖です。痛いし。

歩行と肺活量(呼吸)の訓練は毎日あります。

リハビリ室から呼ばれたら、呼吸の訓練チェックを受けた後、座って漕ぐバイクの機械に乗ります。

お腹に力が入りにくいようで、割と漕げます。

呼吸リハビリは、器具を使用するのですが、なかなかしんどいです。

でも、理学療法士さんのチェックがあるので、無理なく、気を抜きつつ、毎日やりました。

便秘は苦労しました。

元々便秘症なのもあり、なかなか出ません。

でも、お腹を捻ったりする運動は怖くてできません。

私が開発した排便術。

じゃあ、どうしたか。

ベッドの上で、体育座り(三角座り、体操座り、etc..)します。

そのまま、太ももを交互にお腹に押し当てます。

お腹の傷をかばいつつ、無理なく。何回か続けると、腸がゴロゴロ動いてくる感じがでてきます。

途中休憩を挟みながら、続けられるだけ続けていくと、出ました‼︎

術後のトイレ恐怖症の方がいたら、是非試して欲しい方法です。

正直、なんとかしたすぎて、できる事をやっていたら偶然出来たので、

理論も何もありませんが。

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